相剣環境を制す!ダイヤ1達成レッドデーモン(リゾネーター)デッキ!


デュエリストの諸君ごきげんよう。

今回の記事では遊戯王マスターデュエルにて5月度にダイヤ1を達成した【レッドデーモン(リゾネーター)】デッキを紹介していく。

5月は相剣、デストロイフェニックスなど環境に大きく影響を及ぼすカードが多く登場した。


そんな変化した環境の中に適応し、追加ランクであるダイヤも勝ち抜き最高ランクを獲得したレッドデーモン。カードの採用理由、不採用理由について説明していこう。


2022年5月マスターデュエルダイヤ1達成レッドデーモン(リゾネーター)デッキレシピ

メイン45枚

サイフレームドライバー
ジェットシンクロン
シンクローンリゾネーター×2
サイキックリフレクター×3
増殖するG×3
幻獣機オライオン
レッドリゾネーター
サイフレームギアγ×2
クリムゾンリゾネーター×3
赤蟻アスカトル
クリエイトリゾネーター
灰流うらら×3
バスタービースト
妖精伝姫シラユキ
風来王ワイルドワインド×2
トークンコレクター×3
使神官アスカトル×3
ワンフォーワン
コールリゾネーター×3
緊急テレポート×2
墓穴の指名者×2
禁じられた一滴×2
バスターモード
無限泡影×2



レッドデーモンデッキ共通展開として基本はクリムゾンリゾネーターからチューナーを展開しスカーレッドスーパーノヴァドラゴンの召喚を狙っていく。


ただ、それだけではクリムゾンリゾネーターを引けなかった時にできることがなく厳しい戦いを余儀なくされてしまうことが多くなる。

また、マスターデュエル現環境(2022/5現在)は相剣一色であり、それに伴いエフェクトヴェーラー、無限泡影の採用枚数が増えているためレッドライジングドラゴンを止められることが多くなっている。

チューナー・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻   0/守   0
(1):相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
セットされていたこのカードを発動した場合、
さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。



そこでクリムゾンリゾネーター(レッドライジングドラゴン)に依存しない展開としてバスター出張セット及びアスカトル出張セットを採用している。

チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/サイキック族/攻 400/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記されたカード
または「バスター・モード」1枚をデッキから手札に加える。
(2):手札の「バスター・モード」1枚を相手に見せ、
「サイキック・リフレクター」以外の「バスター・モード」のカード名が記された
自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、そのレベルを4つまで上げる。
効果モンスター
星5/地属性/魔法使い族/攻2300/守1500
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外の手札を1枚捨てて発動できる。
このカードを手札から守備表示で特殊召喚する。
その後、手札・デッキから「赤蟻アスカトル」1体を特殊召喚できる。
この効果を発動するターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。


これにより誘発貫通力をある程度持つことができるようになる。
展開を通すためによく使われるカードに抹殺の指名者があるが、このデッキの場合抹殺で一つの展開を通すよりも手数で押したほうがよりデッキとしての強みを活かせると考えた。

また、相剣に対応するために無限泡影、サイフレームギアγを採用し、更にトークンコレクターまでも採用している。

通常罠
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
セットされていたこのカードを発動した場合、
さらにこのターン、このカードと同じ縦列の他の魔法・罠カードの効果は無効化される。
特殊召喚・チューナー・効果モンスター
星2/光属性/サイキック族/攻1000/守   0
このカードは通常召喚できず、カードの効果でのみ特殊召喚できる。
(1):自分フィールドにモンスターが存在せず、
相手モンスターの効果が発動した時に発動できる。
手札のこのカードと自分の手札・デッキ・墓地の
「PSYフレーム・ドライバー」1体を選んで特殊召喚し、
その発動を無効にし破壊する。
この効果で特殊召喚したモンスターは全てエンドフェイズに除外される。
効果モンスター
星4/地属性/悪魔族/攻   0/守2000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、
トークンが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
フィールドのトークンを全て破壊し、
このカードの攻撃力は破壊したトークンの数×400アップする。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いにトークンを特殊召喚できない。


これにより手札誘発枚数は13枚となり後攻でも相手の妨害を狙っていきやすい。
トークンコレクターはメタ範囲が狭いものの相剣とかなりの割合で対戦機会があるため問題ないと判断した。
レベル4非チューナーでクリムゾンリゾネーターとレッドライジングになれること、カオスルーラーで墓地に行きやすいことからトークンコレクターはデッキギミックとの相性がいいカードであり上手く使いこなせるカードだろう。

デッキコンセプトとしてクリムゾンリゾネーターを引き込むためにコールリゾネーターを3採用しているため、初手にリゾネーター(チューナー)が嵩張ることがそれなりに起こってくる。

そこでハリラドンギミックを採用し、事故カバー展開を用意している。


無論ハリラドンギミック自体が事故になり得るのだが、ジェットシンクロン及びオライオンはアスカトル出張セットやカオスルーラーとの相性も良好のため比較的カバーしやすいと言えるだろう。

また、レッドデーモンデッキは展開を通せば合計火力が高くなりやすく、盤面をひっくり返すことにも比較的長けているため禁じられた一滴からの後攻ワンキルも視野に入るだろう。


ジェットシンクロンやオライオン、シラユキ、トークンコレクターなど墓地に送っても問題ないカードも多いためワンキルを視野にいれた後攻捲りとして相性のいいカードと言えるだろう。
クリムゾンリゾネーター+レベル4モンスターやサイキックリフレクター、使神官アスカトルからワンキルや制圧し返しを狙えるためハードルは低くないだろう。


シラユキは光属性モンスターかつ墓地効果ありとカオスルーラーと非常に相性のいいカードである。墓地にいるだけで妨害枚数を1枚増やせるため採用している。


バスターセット及びアスカトルセットによりカオスルーラーへのアクセス手段が豊富のためルーラーを出せばなんとかしやすい状況を作りやすくなっている。


コールリゾネーター、緊急テレポート、ワンフォーワン、使神官アスカトルなどうらら、Gの打ちどころが多いデッキのためサイフレームギアγは相性抜群。しかも光属性のためルーラーの墓地コストにもなれる。
相性の良さについては解説している記事があるのでそちらもチェックだ。

不採用カードについて

スカーレッドレイン

通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドにレベル8以上のSモンスターが存在する場合に発動できる。
フィールドの、レベルが一番高いモンスター以外のモンスターを全て除外する。
この効果で除外されなかったフィールドの表側表示モンスターはターン終了時まで、
自身以外のカードの効果を受けない。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、
自分フィールドにドラゴン族・闇属性SモンスターがS召喚された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。

カオスルーラー、アスカトルセットと非常に相性のいい超強力制圧効果を持ったカードなのだが、やはり直接展開に寄与しないというのがネックとなり不採用となった。
また、相剣相手で後攻の場合ほぼレベル10のバロネスが場に存在するためなんとか展開しても刺さらないこともある。

ハーピィの羽箒、ライトニングストーム

2022/5のランクマッチ環境はとにかく相剣が多く、伏せ除去が刺さりづらかったため不採用。
ライトニングストームは相剣にも打てるカードではあるが単純に枠の問題で無限泡影のような後攻で打てる誘発が優先となった。

まとめ


以上、遊戯王マスターデュエルで2022/5にダイヤ1を達成したレッドデーモンデッキについて紹介した。

注意点としてこの時のマスターデュエルは超が付く相剣環境であったためそれに合わせた構築にしているというところだろう。

実際2022/6のランクマッチ環境はそうではなくなっているためその場合構築の見直しは必要になってくる。

その辺を踏まえて是非参考にしてみてくれ!