【マスターデュエル】【レッド・デーモン(リゾネーター)】、8軸展開の教科書

混沌魔龍 カオス・ルーラー

シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキの上からカードを5枚めくる。
その中から光・闇属性モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
残りのカードは墓地へ送る。
(2):このカード以外の光・闇属性モンスターを1体ずつ、
自分の手札・墓地から除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。




デュエリストの諸君ごきげんよう。

さて、この記事では【レッド・デーモン】デッキにおけるレベル8シンクロを起点とした展開を解説していくぞ。



なお、レベル6シンクロからの展開については下記記事を参照してくれ!



クリムゾンリゾネーター+闇ドラゴンレベル8シンクロ=スカーレッドスーパーノヴァドラゴン!



必要初手:クリムゾンリゾネーター+レベル8シンクロ召喚ができるカード

結果:スカーレッドスーパーノヴァドラゴン


初手の例。(後攻なので6枚)





クリムゾンリゾネーターを効果で特殊召喚。





レベル8シンクロギミックを使う。ここではバスターセットだがアスカトルセットなどでも可。





レベル8闇ドラゴンをシンクロ召喚。墓地を肥やせて手札を増やして事故蘇生もあるカオスルーラーが一番いい選択だろうか。(もはや我が魂)





場に闇ドラゴンシンクロとクリムゾンリゾネーターだけとなりクリムゾンリゾネーターの効果でデッキからリゾネーターを2体特殊召喚できる。レベル1リゾネーターを2体特殊召喚。





8+2+1+1によりスカーレッドスーパーノヴァドラゴンが特殊召喚可能。
素材にシンクローンリゾネーターを使っていれば更に手札が増える。
カオスルーラーを素材に使っていれば墓地と手札の状況でここから自己蘇生も可能。

カオスルーラー+チェーンリゾネーター=スパノヴァ+アビス!




必要初手:召喚権を使わないレベル8シンクロ召喚+チェーンリゾネーター+墓地の闇属性モンスター

結果:スカーレッドスーパーノヴァドラゴン+レッドデーモンアビス





初手例。緊テレとコールで上記必要初手条件を満たす。






緊急テレポートからレベル8シンクロの準備。コールリゾネーターでチェーンリゾネーターを加えておく。






ルーラーシンクロ召喚、チェーンリゾネーターを召喚して効果でクリムゾンを特殊召喚。







アビスを特殊召喚。クリムゾンの発動条件を満たすことにより効果でレベル1リゾネーターを2体特殊召喚。






墓地の光属性モンスターチェーンリゾネーターと闇属性モンスターサイキックリフレクターを除外してカオスルーラーを特殊召喚。これにより8+2+1+1を達成してスパノヴァアビス盤面が完成。





8軸展開のメリット・デメリット

メリット:初動札が多い!



8軸展開をする際に使用できる「サイキック・リフレクター」やそれに伴った「緊急テレポート」、「ワンフォーワン」、あるいは「使神官アスカトル」及び「赤蟻アスカトル」のセットなど、初動札が豊富なのがメリットとなる。




また、カオスルーラーの効果による5枚めくりサーチがあるため、初手にクリムゾンリゾネーターが無い場合でも召喚権を残せていれば拾って通常召喚、効果発動という流れも組めるためスーパーノヴァへのアクセスも比較的容易となる。


カオスルーラーを使うことにより手札消費も抑えられ、また墓地肥やしにより強力カード「スカーレッド・レイン」も使いやすいというのは嬉しい所だろう。




また、サイキックリフレクターを使う場合は最初からシンクロをせずにハリファイバー→アウローラドンのコンボも選ぶことができるのは嬉しい所。手札と相手の状況により柔軟な対応をすることができる。

デメリット:うらら、増Gがより厳しい…



デメリットとしてはやはり灰流うらら、増殖するGが厳しいところだろう。


特にクリムゾンリゾネーター特殊召喚→サイキックリフレクター通常召喚からリフレクターにうららを貰ってしまった場合、クリムゾンリゾネーターによりリンクすることもできないため棒立ちとなり、高速化した環境ではそれだけでゲームエンド級となってしまいかねない。



また、サイキックリフレクターセットにせよ赤蟻セットにせよ出張セットゆえの手札事故のリスクがあるというのはデメリットとなるだろう。

手札事故一例


ここにアウローラドンセットなども入れていくと手札事故がどうしても増えてしまうので取捨選択をしていきたいところ。



まとめ



以上、【レッド・デーモン】デッキにおける8軸展開について解説した。


メリット・デメリットそれぞれあるもののハマった時には極めて強力な動きとなる展開ができる。

無論6軸展開と併せて運用することも可能なので是非いろいろな構築を試してみよう。





そしていい構築があったら俺にもこっそり教えてくれ!